頭痛に歯痛、腰痛など、痛みがあると辛いもの。頻繁に症状がある人は鎮痛剤を常備し、中にはどこへ行くにも携帯している人もいるだろう。

痛みを我慢するのは大抵のことではないが、できることなら薬に頼らずに治したい。そこで、鎮痛効果のある食べ物を紹介しよう。

1. チェリー
チェリーに含まれるアントシアニンが関節炎や筋肉痛に効く。ミシガン州立大学の研究者によると、アントシアニンがアスピリン薬のように痛みの酵素を阻害するのだとか。

専門誌「Nutrition」に掲載された論文では、朝食にボール1皿分のチェリーを食べると炎症マーカーが25%減ったとの報告がある。

また、別の研究では1日に2回7日間、チェリージュース330ミリリットルを飲んだランナーでは筋肉痛の軽減がみられたという。

2. コーヒー
すでに抱えている痛みを和らげたいときはコーヒーなどカフェインを含むものを食すといい。

というのも、カフェインは痛みを感じにくくするから。コーヒー以外にも紅茶や緑茶、チョコレートにもカフェインは含まれる。

ただし、コーヒー中毒という人では効き目は薄い。

3. ショウガ
痛みの原因となる炎症を抑える作用がある。特に、頭痛や関節痛、筋肉痛などに効果があるとされる。

ちなみにショウガには乗り物酔いなど、胸のムカつきなどを抑える働きも。

4. ウコン
ウコンの黄色の組織、クルクミンに抗炎症作用、鎮痛作用がある。また、神経細胞の働きを良い状態に保ってくれる。

5. ミント
ペパーミントに含まれるメンソールには、筋肉のけいれんなどを防ぐ働きがあるほか、頭痛の緩和にも役立つのだとか。

ペパーミントティーを飲んだり、ペパーミントオイルをこめかみや手首につけたりして深呼吸するといい。

6. サーモン
専門誌「Surgical Neurology」に掲載された論文によると、サーモンやイワシ、ニシンなどに豊富に含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)を1日に1200ミリグラム摂取することで首や肩の痛みが緩和される。

これは血液の流れをサラサラにすることで血管や神経の炎症を抑えるからなのだという。EPAやDHAの摂取は心疾患や脳梗塞などの予防にもつながる。

さほど深刻ではないけれど、痛みを感じることがたびたびある、という人は普段から予防的に上記のものを摂るといいかもしれない。