1838年、エドガー・アラン・ポーは『ナンタケット島出身のアーサー・ゴードン・ピムの物語』という小説を発表した。船が難破船して3人の船乗りが生き延びるために仲間の肉を食べざるをえなくなったという話だが、ポーはこの話が数年後に現実になるとは知るよしもなかった。

 1884年、実際に3人の船乗りが難破して、仲間の肉を食べざるをえなくなった。食べられてしまった男の名はリチャード・パーカーといい、不気味なことに小説の中で犠牲になった男の名前と同じだった。