血液型や星占いは信じない私だが、生まれた序列である程度の性格が決定づけられるという分析は、割と当たっているような気がしなくもない昨今、カナダでこんな研究結果が発表となった。

 どうやら兄弟における生まれた順序は性格に影響を与えるだけでなく、学業成績とも関係があるようだ。カナダ、トロントを拠点に活動するミッチェル・モフィット氏とグレッグ・ブラウン氏が、兄弟姉妹の生まれ順序が性格に影響するという説を紹介している。また、性格は両親に期待されたかどうか、両親の厳しさによって左右されるようだ。



●第一子
 第一子は学業が優秀で、意欲的な傾向が強い。さらに、責任感が強く、分別があることも多い。くわえて、他の兄弟よりもリーダーシップスキルに優れる傾向がある。

 これは両親から多くの愛情と注目を注がれるうえに、第一子としての期待も高いことが原因であるようだ。高い期待が心理学でいう自己充足的予言として機能し、子供は一生懸命になり、親の期待に沿うようになる。

●真ん中っ子
 真ん中っ子は協調性に溢れ、柔軟性や社交性に富む。したがって、友達作りも得意である。

 彼らが第一子ほど高い期待を受けていない反面、末っ子ほど気楽でもないことが背景にある。その結果として、兄や姉ほど意欲的ではなく、人生にのびのびと取り組む傾向が表れる。また、真ん中っ子は他の兄弟ほど両親から注目されることがないため、家族以外での関係を求めるようになり、社交上手となる。

●末っ子
 末っ子は感じがよく、魅力的になる傾向がある。さらに、兄や姉と比べると、創造的で安心感があり、自信があることも多いようだ。

 原因としては、両親にはすでに子供がいるため、それほど厳しく躾けをすることもなく、大らかに育てられることが挙げられる。両親からの期待も低い傾向にある。他人からリードされることが多いことも相まって、末っ子は他の兄弟に比べると、一般に責任感や分別に乏しくなる。

●一人っ子
 一人っ子は、学業優秀で、創造性に溢れ、機知に富む傾向がある。また、分別や責任感も強く、物事をコントロールすることを好む。

 両親にとってはたった1人の子供であるため、大きな期待を受ける一方、第一子とは異なり、両親の注目を巡って争う必要もない。当然ながら、家庭においてリードを取るのは成人である親だけであるため、兄弟の子供っぽさの影響を受けることなく、大人をお手本に早いうちから分別を身につける。しかし、兄弟や同年代の仲間と交流する必然性がないことから、同僚との関係が下手で、物事が思うようにいかないと無力感を感じることがある。
¥n