1. クルミ ー 白髪対策

 胡桃は身体を元気にするビオチン、滋養に富んだビタミンE、天然の保湿剤オメガ3脂肪酸を豊富に含んでいる。さらに、髪の色素であるメラニンの産生を助ける銅も微量に含まれている。若白髪の原因の1つは銅不足なのだから、食事に胡桃を加えれば髪の色あせを防いでくれるはずだ。


2. キヌア ー 髪に活力を

 髪に元気がないとき、それはタンパク質が不足しているサインかもしれない。髪の90パーセントはタンパク質でできているのだが、朝食を抜く人やベジタリアンはこれが不足しがちだ。そこでキヌア(キノア)だ。キヌアからは抜け毛予防シャンプーの主要原料であるリシンなど、身体に不可欠なあらゆるアミノ酸を摂取することができる。


3. レンズ豆 ー 抜け毛予防

 鉄分不足は薄毛の主要な原因である。これが不足すると髪に栄養が行かず、成長期が止まって抜けてしまう。赤身肉は鉄分の宝庫だが、レンズ豆も捨て難い。


4. 卵 ー 髪にコシとハリを

 卵は髪の食べられるマスクのようなものだ。タンパク質、ビタミンD、ビタミンBなど、髪が喜ぶ栄養が豊富に含まれる。ビオチンはケラチンの産生を助け、髪にコシと張りをもたらしてくれる。髪のダメージが気になるのなら、卵料理だ。最近FDA(アメリカ食品医薬品局)から、コレステロール値を制限する必要はないと、これまでの見解を180度覆す発表がなされた。ソース 。心置きなく卵を食べて髪に健康を取り戻そう。


5. 牡蠣 ー フケ予防

 肩に白いものが目立つのならば、亜鉛不足を疑うべきだ。亜鉛は毛包周囲からの油分の分泌を助けるため、これが不足すると頭皮が乾燥してしまいフケ症となる。牡蠣、カニ、ロブスターは亜鉛が豊富だが、かぼちゃの種という手もある。


6. ポリッジ ー 髪に若さを!

 ポリッジとは、オートミールに牛乳や水を入れたおかゆのことだ。これに含まれるケイ土は髪にハリやコシをもたらしてくれる。年をとると不足しがちなので、ホルモンバランスを維持するケイ土を摂取しておこう。


7. 赤ピーマン ー 枝毛予防に

 ビタミンCは髪をダメージから守ってくれる。皮脂とコラーゲンがその鍵なのだが、枝毛があるならビタミンC不足がその原因かもしれない。赤ピーマンが特に良いが、オレンジ、イチゴ、トマト、ブロッコリなど、ビタミンCを多く含む食材ならOKだ。