衝撃的な結末だ。ダイエット炭酸飲料を飲むほど、かえってデブになると分かったからである。
米国テキサス大学サンアントニオ・ヘルス・センターの研究グループが、高齢者の医療・介護を専門とする医学誌ジャーナル・オブ・アメリカン・ジェリアトリクス・ソサエティで2015年3月17日に報告した。
足かけ9年半の長期調査
長期サンアントニオ加齢(SALSA)研究において、65歳以上のメキシコ系と欧州系の米国人749人に対して、ダイエット炭酸飲料の消費と、その影響を調査した。
調査開始は1992年~1996年。2回目の調査は2000年~2001年、3回目は2001年~2003年、4回目が2003年~2004年。追跡調査期間は、9.4年だった。
それぞれの調査期間の開始時と終了時に、ダイエット炭酸飲料の飲み方、ウエストサイズ、身長、体重が計測された。
調査開始時のウエストサイズ、年齢や性別といった人口統計学的な特性、肉体的活動、糖尿病、喫煙について調整し、ダイエット炭酸飲料の飲み方とウエストサイズの変化を比較した。
飲む量に相関
結果として、冒頭の通り、研究グループも予想だにしない結果が出てきた。
ダイエット炭酸飲料を飲まない人のウエストサイズが平均で0.77cm増えたのに比べて、ダイエット炭酸飲料を飲む人は平均して2.11cmと、ダイエット炭酸飲料を飲む人の方がむしろウエストサイズが拡大していた。ときどき飲む人では1.76cm、毎日飲む人では3.04cmという結果。
研究グループも驚いたほど、飲む分量とサイズの増量が相関。飲む人は、飲まない人に比べて、約9年半の追跡期間でウエストサイズの増えた分が3倍近くあったことになる。ダイエットをうたいながら、内実、飲むほどにデブになっていたわけだ。
ダイエット炭酸飲料を飲む量の増加は、腹部の肥満の上昇とも関連していた。肥満は、特に高齢者においては、メタボリック・シンドロームや心臓や血管の病気のリスクを増加させることから、研究グループは注意を喚起している。
折しも人工甘味料で糖尿病になりやすくなるという研究報告が注目されたり、腸内細菌の変化が背景に指摘されたりしているところ(腸内フローラとは?デブ菌、人工甘味料、抗生物質の問題が関係を参照)。今後、やせるための手段については根本的に変容する可能性もありそうだ。
米国テキサス大学サンアントニオ・ヘルス・センターの研究グループが、高齢者の医療・介護を専門とする医学誌ジャーナル・オブ・アメリカン・ジェリアトリクス・ソサエティで2015年3月17日に報告した。
足かけ9年半の長期調査
長期サンアントニオ加齢(SALSA)研究において、65歳以上のメキシコ系と欧州系の米国人749人に対して、ダイエット炭酸飲料の消費と、その影響を調査した。
調査開始は1992年~1996年。2回目の調査は2000年~2001年、3回目は2001年~2003年、4回目が2003年~2004年。追跡調査期間は、9.4年だった。
それぞれの調査期間の開始時と終了時に、ダイエット炭酸飲料の飲み方、ウエストサイズ、身長、体重が計測された。
調査開始時のウエストサイズ、年齢や性別といった人口統計学的な特性、肉体的活動、糖尿病、喫煙について調整し、ダイエット炭酸飲料の飲み方とウエストサイズの変化を比較した。
飲む量に相関
結果として、冒頭の通り、研究グループも予想だにしない結果が出てきた。
ダイエット炭酸飲料を飲まない人のウエストサイズが平均で0.77cm増えたのに比べて、ダイエット炭酸飲料を飲む人は平均して2.11cmと、ダイエット炭酸飲料を飲む人の方がむしろウエストサイズが拡大していた。ときどき飲む人では1.76cm、毎日飲む人では3.04cmという結果。
研究グループも驚いたほど、飲む分量とサイズの増量が相関。飲む人は、飲まない人に比べて、約9年半の追跡期間でウエストサイズの増えた分が3倍近くあったことになる。ダイエットをうたいながら、内実、飲むほどにデブになっていたわけだ。
ダイエット炭酸飲料を飲む量の増加は、腹部の肥満の上昇とも関連していた。肥満は、特に高齢者においては、メタボリック・シンドロームや心臓や血管の病気のリスクを増加させることから、研究グループは注意を喚起している。
折しも人工甘味料で糖尿病になりやすくなるという研究報告が注目されたり、腸内細菌の変化が背景に指摘されたりしているところ(腸内フローラとは?デブ菌、人工甘味料、抗生物質の問題が関係を参照)。今後、やせるための手段については根本的に変容する可能性もありそうだ。