日本マクドナルドが新発売した『ハワイアンバーベキューポークバーガー』だけは許せない。
味、香り、デザイン、すべてにおいて「ハワイさ」の欠片すら感じられないのである。
・ソースと香辛料がとにかく下品
日本マクドナルドは何を勘違いしたのか「ハワイらしさ」を「ジャンクらしさ」だと思ってしまったようで、
ソースと香辛料がとにかく下品。単に味が濃いだけで、ポークパティの美味しさを打ち消してしまっている。
ポークパティ自身も弾力が人工的で、肉というより「プルプルした何かの塊」のように感じる。もちろん、ハンバーグや
パティは人工的にミンチ肉をかためたものなのだが、あまりにもギュギュッと固めすぎているため、フワッとした
旨味の広がりが感じられない。4時間以上煮込んだフレーク状の「ほろほろポーク」が入っているらしいが、
まったく存在感がなかった。これもソースによって存在を打ち消されたものと推測する。
・バンズとポークの相性は最悪
ソースは激しく濃く、肉は旨味の広がりを感じさせない。しかもバンズがちぎれにくい性質をしており、ポークとの相性は最悪。
バンズで強い食感を表現しようとしたのかもしれないが、食材と食材の相性がよくない。
ハワイシリーズのハンバーガーは今後もシリーズ化して販売されるらしいが、今回のバーガーは
何一つほめるところがない。このバーガーで「ハワイ料理は美味しくない」と思われたら、ハワイもたまったもんじゃないだろう。
・食べて残るのは後悔のみ
食べてしまったあと、「なんでこんなもので胃袋を満たしてしまったんだろう」と後悔しか残らなかった。
マクドナルドのレギュラーメニューのハンバーガーは美味しいのに、どうしてこんなにダメな味にしてしまったのか? 心から残念に思う。
日本には、ハワイアンバーガーの人気ファストフード店として『クアアイナ』がある。日本マクドナルドは、
このハンバーガーを『クアアイナ』より美味しいと思って開発したのか? こんなものを作って恥ずかしくないのだろうか?
http://buzz-plus.com/article/2015/02/10/mcdonalds-hawaii-burger/