湯船につかる習慣がない海外では、もっぱらシャワー。長い人だと1時間くらい浴びる人もいるそう。日本人も当然、シャワーだけで済ます人も多いはず。

このシャワーですが、過度に浴び過ぎると身体に(特に髪の毛)良くないという研究結果がアメリカで発表され話題となっています。アメリカのカルチャー誌「ELITE DAILY」に掲載されていた記事を以下に紹介します。

「清潔であればあるほど良い」小さな頃からそういう風に脳にインプットされてきた私たちにとって、シャワーが人体に悪い影響を与えているなんて、あり得るわけがないと思うでしょう?

シャワーはそれ自体が一連の作業。オフィスでの長い一日と、仕事の後のうんざりするようなルーティンワークを終えて、さらにカラダまで綺麗にしなきゃいけない。忙しい一日の後はただベッドで横になったほうがずっとリフレッシュできると思いませんか?

残念ながら「不潔は嫌われる」という妄想が世の中を支配しているため、毎日シャワーを浴びなければならないとみんな信じています。でもそれは我々がたどるべき道じゃないんです!シャワーを減らすと起こる良いこと、じつは科学的にちゃんと根拠があるんですよ。

こう考えてください。洗髪剤をつけた手で、髪を触る時間が少ないほど、髪に与えるダメージも少ないんです。

皮膚科医のジェイソン・エマー医師は「シャンプーすればするほど、毛根を守ったり頭皮を健康に保湿したりするために必要な油(皮脂)を落としてしまっている可能性がある」と、警鐘を鳴らしています。

シャワーを浴びないと、
ヘアカラーが長持ちする
あなたはヘアカラーにどれだけの金額をかけていますか?ひょっとすると、シャワーをし過ぎているせいで、相当のお金を浪費しているかもしれません。

レディー・ガガやリンジー・ローハンなど、トップセレブを顧客に持つヘアスタイリストのケリー・アーバンさんは言います。

「シャワー水のミネラルが金髪をくすませたり、赤い色を奪ったり、ダークブラウンの色の深さを失わせる原因。洗髪を控えめにすることでヘアカラーの寿命を延ばすことができます」
身体を洗いすぎると
皮膚にダメージを与える
現代人の衛生面に関する過剰な反応が、肌に大きな悪影響を与えているといった見方があります。ちょっと科学的な話をしますと、皮膚の一番上の層は、その下の健康な皮膚の層を守るために、硬く死んだ細胞から成っています。この細胞はビタミンDを合成する皮膚の大切な役割を担っているのです。

じゃぁ、何が皮膚にそんなにいけないのでしょうか。ロンドンのコンサルタント皮膚科医のニック・ロウ医師が「Daily Mail」紙に寄せた記事で「たっぷりの石けんとお湯で身体を洗うことで皮脂がはぎ取られ、免疫低下などの身体の不調や乾燥を引き起こす

シャンプーする時は、毛先にシャンプーをつけないことが大事なんです。シャンプーを頭皮につけると、下へと洗い流されていって、毛先をこする必要がなくなるんです。こすると切れ毛を引き起こしてしまいます。

「コンディショナーは根元につけないように。頭皮が油っぽくなってしまうから」
とアーバンさんはアドバイスします。たとえ運動後であっても、一番良いのは洗髪剤を使わず、ただ汗をシャワーで流す程度だそうです。

身体を洗う頻度を減らそう、という動向は、その利点として病気と闘うためのいい菌を保つことができるためだと言われています。

英・ランカスター大学の社会学者、エリザベス・ランカスター博士によると、「身体を洗うことを減らす」動向は少なくとも100年前から考えられてきたようです。クイーンマリー医科歯科大学のウィルス学、ジョン・オックスフォード教授もシャワーの回数を減らす考えを支持しています。常にきちんと手を洗い、洗浄便座を使うなどして、下半身をきれいにしていれば、シャワーは週に2回でも問題はないと主張しています。

シャワーを浴びなきゃいけないという理由でシャワーを浴びるのはやめて、必要だという時に浴びることが大切です。

誰だって、身体も髪の毛もキレイで清潔でいたいと思えば、それだけシャワーも入浴も増えます。石けんや洗髪剤を使い過ぎるのも考え直した方が良いのかも知れませんが・・・。

いくら健康の為とは言え、お風呂好きの日本人としては1日の疲れを湯船につかって落としたいという気持ちがあるのも事実です。確かに休日前夜に疲れすぎてバタンキューなんて日もあったりしますが、なんだかんだで丁度バランスがとれていたりもするのかも?