韓国で2013年に朴槿恵政権が発足して以降、大手ポータルサイトのメールなどの通信記録を押収する年間の令状発行件数が12年に比べ3~6倍に急増したことが、ポータル運営会社の公表資料で26日までに分かった。

朴氏は昨年9月、政権批判に対し「大統領への冒涜の度が過ぎている」と発言し、直後に検察がサイバー空間を常時監視すると発表。「サイバー検閲」が強まるとユーザーが警戒したが、実際には政権発足と同時に当局が監視を強めていたことになる。

ポータル最大手のネイバーによると、通信記録押収のための令状発行件数は12年に1487件だったが、13年は9244件と約6倍に増加。14年も9342件に増えた。

業界2位のダウムカカオでも、メールや無料通信アプリ「カカオトーク」などの記録押収のため13年に7458件の令状が発行され、12年の2174件から3倍以上も増加。14年には8636件に上った。