旅や食の情報を提供しているTravelzoo(トラベルズー)の調査によると、アジア太平洋地域に住む人の多くが、2015年も日本への旅行を希望していることが分かった。

この結果は、2014年11月2日から30日にかけて、日本、中国、台湾、香港、オーストラリアに住む、Travelzoo の登録読者へ行われたアンケートに基づき発表された。

予算を多く使うのはオーストラリア

まず1人あたりの旅行回数では、中国人が6.4回でトップ。日本人は5.2回、続いて香港や台湾はともに4.2回、オーストラリア人が最も少なく3.8回だった。

しかし1人分の予算をみると、逆にオーストラリア人が9340ドル(約109万円)で1位、ついで中国人の8200ドル(約96万円)、香港6900ドル(約81万円)、台湾5799ドル(約68万円)、最下位が日本人で4780ドル(約56万円)という結果になった。

やはり日本人には、まだ景気回復の実感がないのかもしれない。

香港49.2%、台湾55.6%の人が日本希望

「2015年に訪れたい国はどこか?」という質問では、多くが日本と答えた。

中国人が行きたい国は、3位ニュージーランド、2位アメリカ、そして1位が日本となり、39.6%の人が訪日を希望している。

香港の人が行きたい国は、3位が韓国、2位がオーストラリア、1位が日本で49.2%。さらに台湾でも日本が1位となり、55.6%もの人が日本への旅行を望んでいる。

しかしオーストラリア人は、自国内の旅行が1位となり、次いでアメリカ、イギリス、ニュージーランドで、日本は5位以内に入っていなかった。やはり英語圏を希望する人が多かったようだ。

APAC(アジア太平洋)全体で見ても5位に韓国(18.7%)、4位にモルディブ(20.0%)、3位にアメリカ(26.9%)、2位にオーストラリア(28.9%)、1位が日本(35.6%)という結果になった。

日本人の71.9%は「こだわり旅」

旅の質も変わっているらしく、ショッピングや有名観光地を訪れる普通の旅を超えた、より深い体験をする「こだわり旅」を求める人が増えているようだ。

具体的にはお祭りや、その国、土地の文化を学んだり、体験したりすることを望む会員が32.8%と最も多く、次に食文化体験が31.7%、ハイキングやエコツアーなどの自然探索が14.7%となった。

特に日本人の71.9%は、このような「こだわり旅」を求めていることが分かった。