韓国で食用として飼育されていた犬23匹が米国の動物保護団体に「救出」され、そのうちの十数匹が5日、バージニア州に移送された。獣医師の診断を受けた後、ペットとして新しい飼い主が見つかるまで保護施設で管理される。

 この動物保護団体は、韓国のほか中国やフィリピンなど東アジアでの犬食撲滅キャンペーンを進めている。ソウル近郊の養犬業者と交渉し、補償金を支払って食用犬を引き取った。この業者は今後、ブルーベリー栽培を始めるという。