考古学者たちが発掘した700年前のトイレ跡にあった「たる」の中身は、りっぱな形を保っていた。

当時の北欧の人々がキイチゴを好んで食べていたことが分かった。

まだ、トイレットペーパーが無かったそのころ、コケや革や布が用いられていたことも示された。

「たる」は最初は、魚などを入れて運ぶための物だったらしい。他の「たる」は、地下の泉の上に積まれていたが、この泉はビール醸造用であったようだ。実際、近くで発芽したオオムギが発見された。発掘場所は、童話作家アンデルセンの生地オーデンセだという。