台湾・中央社の報道によると、１８日午後に台湾新竹県湖口郷の上空に、「陰陽雲」が現れた。冬の夕日に照らされ、ロマンチックな情景だ。地元の人々は「不思議な空だ」と口々に言い合った。写真家が撮影し、フェイスブックに投稿して、すぐ話題となった。
写真家、候徳源氏は１８日午後４時３０分に湖口郷を通ったところ、上空の群雲がはっきり分かれ、左側の灰色雲が空中で一直線を描いていることに気がついた。彼はすぐカメラを取り出し、撮影した後、フェイスブックに投稿した。「すごい！」とコメントしたネットユーザーは多い。
台湾気象当局によると、巷で言われている「陰陽雲」は正しい学術名称はないという。異なる雲がおりなして出来ているという。暗い部分は西南部から北上し、温度や気圧、気温が異なったために湖口で交差し、更に現地の天気に影響する。
気象当局によると、台湾の各地でこのような景色が見られ、恐れる必要は無いという。
