健康のため日本でも徐々に数が増えているというベジタリアン。しかし「野菜しか食べない!」と宣言した、にわかベジタリアンの多くは、早い段階でお肉への欲求を抑えられなくなるのが実情のようだ。
米動物愛護団体、Humane Research Councilが11,000人を対象に調査したところ、菜食主義を実行中なのはたった2%で、10%の人は元ベジタリアン、つまり今は挫折して普通に肉を食べていることが明らかになった。
8割以上が1年以内に肉食に戻る
元ベジタリアンに尋ねたところ、半数以上に及ぶ53%が1年以内に、30%が3か月以内に、再び肉を食べていたそうだ。
言い訳の大半は「友達の理解が得られなかったため」で、自分だけお肉を食べないわけにはいかないという。
平均34歳で健康に目覚め菜食主義に
菜食主義をめぐっては、動物性脂肪を排除することで糖尿病の症状が軽減するという研究結果から、お肉を食べる人に比べ飲酒や喫煙傾向は少ない一方で、ベジタリアンはうつになるリスクが2割ほど高いとの調査結果まで、賛否両論取り沙汰されている。
今回の調査でも、ベジタリアンに転向したきっかけは「健康のため」という人が6割にのぼり、平均すると34歳で一度菜食主義に目覚めるものの、それを貫くのは想像以上に難しいようだ。
中でも“とり肉”を断つのがもっとも難しいことも、元ベジタリアンたちの証言で明らかになっている。
しかしそんな挫折を経験した元ベジタリアンも、「将来再び肉を断ちたい」と思っている人が4割にのぼり、この結果は同団体にとって唯一の朗報と言えるのではないか。
米動物愛護団体、Humane Research Councilが11,000人を対象に調査したところ、菜食主義を実行中なのはたった2%で、10%の人は元ベジタリアン、つまり今は挫折して普通に肉を食べていることが明らかになった。
8割以上が1年以内に肉食に戻る
元ベジタリアンに尋ねたところ、半数以上に及ぶ53%が1年以内に、30%が3か月以内に、再び肉を食べていたそうだ。
言い訳の大半は「友達の理解が得られなかったため」で、自分だけお肉を食べないわけにはいかないという。
平均34歳で健康に目覚め菜食主義に
菜食主義をめぐっては、動物性脂肪を排除することで糖尿病の症状が軽減するという研究結果から、お肉を食べる人に比べ飲酒や喫煙傾向は少ない一方で、ベジタリアンはうつになるリスクが2割ほど高いとの調査結果まで、賛否両論取り沙汰されている。
今回の調査でも、ベジタリアンに転向したきっかけは「健康のため」という人が6割にのぼり、平均すると34歳で一度菜食主義に目覚めるものの、それを貫くのは想像以上に難しいようだ。
中でも“とり肉”を断つのがもっとも難しいことも、元ベジタリアンたちの証言で明らかになっている。
しかしそんな挫折を経験した元ベジタリアンも、「将来再び肉を断ちたい」と思っている人が4割にのぼり、この結果は同団体にとって唯一の朗報と言えるのではないか。