中国人民解放軍が香港新界地区に巨大な通信監視施設を建造していることが17日、分かった。中国軍事動向に詳しい専門誌「漢和防務評論」(本部カナダ)最新号が分析結果を伝えた。

 同誌によると、施設があるのは香港の最高峰「大帽山」(957メートル)の山頂。直径約15メートルのレーダードームを備え、中国空軍で情報傍受などを担当する部隊が駐留しているとみられ、香港全土を対象に、携帯電話やWiFi電波、メールの傍受を行っているという。

 狙いは、民主活動家などの動向監視にあるとして、同誌は米国家安全保障局の秘密情報収集活動「プリズム」の中国版だと指摘した。