広島市の土砂災害で最も被害が大きかった安佐南区八木3丁目で発生した土石流は、山肌を1キロメートル流れ下り、最高で時速144キロに達していた可能性があることが25日、広島工業大の菅雄三教授(測量学)の調査で分かった。

土石流は流れ始めてから1分とかからず住宅地に達したといい、被災者が逃げる間もなく大量の土砂に襲われていた様子がより鮮明になった。

 衛生写真のデータから土石流の起点や斜面の角度などを解析した上で、被災者の目撃証言なども考慮し、シミュレーションした。