つまらないテレビ番組を観ながらのスナックはつい食べ過ぎに

仕事を終え眠る前のひととき、あるいは週末にゆっくりとテレビを観ながらスナックをつまむのはいいリラックスになるだろう。

しかし、ダイエットしたい人は、観る番組選びに注意した方がよさそうだ。なんと、つまらない番組を観ながらだとスナック量が52％も増えるらしい。

手持ち無沙汰で食に走る
スウェーデン・ウプサラ大学の科学者らが、女性18人を対象にテレビの内容と食行動がどう関係するのかを調べた。

それによると、視聴者があまり興味のない、つまり退屈と思う番組を観ているときは、コメディといった夢中になれる番組を観るときに比べ、食べるスナックの量が52％増えることがわかった。

これは、番組に退屈した挙げ句に手持ち無沙汰になり、ついスナックに手が伸びる回数が増えるということのようだ。

興味ある番組で量控えめに
別の見方をすると、ゲラゲラ笑えるコメディや、引き込まれるようなサスペンス、大好きな俳優が出ているドラマなど、興味のあるものを観るとスナック量が抑えられるということ。

ただし、研究者の1人は「食べ過ぎや健康により気をつけたいなら、スナックをチップスではなく野菜スティックに変更したり、小皿にとりわけたりするといった工夫が必要」と話している。