1969年、歴史上初めて人類を月面に送り込んだのがアポロ11号だ。そのアポロ11号の乗組員3人が、宇宙空間で奇妙なものを目撃しという噂が、その後、世界中に広まった。乗組員たちが、自分たちの宇宙船のそばを寄り添うように飛ぶUFOを目撃していたというのだ。

オルドリン飛行士のUFO遭遇発言
噂の発端は、乗組員のひとりであるバズ・オルドリン(改名前はユージン・オルドリン)が、米国のサイエンス・チャンネルに出演した際に、それらしき発言をしたことにあるらしい。

その後、オルドリン自身の発言を取り消すようなことを言い、その一方で、オルドリンの「UFO遭遇発言」を支持する科学者(アポロ11号計画にたずさわったデイヴィット・ベイカー氏)が現れるなどしたため、事の真偽はますます不明瞭になった。

ソーシャルニュースサイトでオルドリン氏が語った
世の中の混乱を避けるために、アメリカ政府がオルドリンに圧力をかけて、UFOの存在を隠蔽しようとしたのだ――そう考える人たちが現在でも多くいる。もしそうなら、UFOは実在することになる。はたして乗組員たちは、本当にUFOを見たのか?

7月20日の「アポロ11号月面着陸45周年」記念イベントの一環として、8日、バズ・オルドリンがソーシャルニュースサイト「Reddit」に登場。「UFO遭遇発言」の真相について語った。(「Reddit」は、オバマ大統領をはじめ各界の著名人が登場している有名なサイト)発言内容を以下に要約する。

「アポロ11号で月に向かう途中、私は窓の外に光るものを見た。それは我々と並んで飛んでいるようだった。それが何かについては、いろいろな説明が可能だろう。他国が打ち上げた宇宙船、あるいは別世界から来た宇宙船と考えるのも1つだろう。

だが、それ以外にも、我々の宇宙船が切り離した下部ロケットや、着陸船をドッキングさせるために外した4枚のパネルである可能性も考えられる~(中略)~この時、4枚のパネルはまだ我々の宇宙船のそばにあった。

我々が見たのは、この4枚のパネルのうちの1枚に太陽光が反射した光りに違いない――そう私は確信している。~(中略)~つまり、言葉の定義から言えば、これは「未確認飛行物体(UFO)」ということになる」。