旅客船「セウォル号」沈没事故を受け、韓国政府は救出活動などで犠牲となった「義死者」の配偶者や子女が公務員試験を受ける際、一定レベルの加算点を与えることを決めた。これまで加算の対象となってきたのは5・18光州民主化運動の有功者など国家有功者に限られており、6級以下の公務員試験で5-10%の範囲で加点されてきた。
韓国政府関係者は10日「セウォル号沈没事故直後、自らを犠牲にして人命救助に当たった義死者の方たちは、国家有功者に劣らず国のために命を懸けたことは明らかだ」「義死者の子どもや配偶者にも7級と9級の公務員試験に限り、一定レベルの加点を行うことになった」とコメントした。
