2010年、収賄の罪で懲役10年の判決を受けた広西チワン族自治区陽朔県の元国土局長、石宝春が1日も投獄されず、幾度も広州市や南寧市などへ観光に行っていたことがネットで暴露されました。これについて桂林市の裁判所は7月6日、彼は重病のため、刑務所の外で刑を執行したと弁明しました。

懲役10年の判決を受けたものの、1日も投獄されていない石宝春元国土局長について、桂林市の裁判所は7月6日、リウマチ性心臓病の治療のための人工弁置換術、および膀胱がんの手術を受けたため、刑務所外で刑を執行したと弁明しました。一方、彼の観光については、その種の報告は受けていないと述べています。

弁護士「この種のことは中国で日常茶飯事です。有罪を受けた官僚は懲役10年でも、2~3年で出獄し、懲役1~2年なら1日も投獄されません。よくあることです」