1. スヌーズ機能を使う
住所や電話番号などのランダムな情報を覚えたいときは、何度も頭の中で繰り返すよりも、“スヌーズ機能”方式がベター。

覚えたい文言を頭の中(もしくは声に出して)で1度読み上げ、15秒間隔を空けてからまた読み上げる…を数分間リピートすると楽に暗記することができる。ただし、間隔が15秒以上空くと記憶が薄れてしまうので注意が必要。

2. 集中する
勉強しながら音楽を聴いたりテレビを観たりするという人も多いだろうが、実はこれは暗記には悪影響。本気で覚えたいなら、気が散る原因となりそうな刺激をすべて排除し、全神経を集中させることが大事。

3. 物語をつくる
例えひとつひとつが無関係であっても、暗記したい単語などを1つのリストにして関連づけさせると覚えやすくなる。例えば、暗記したいすべての単語を使って1つの物語をつくりあげるといった具合だ。

4. “記憶の宮殿”を思い描く
場所法、別名ジャーニー法と呼ばれるテクニックで、頭の中で宮殿を思い描き、覚えたい情報を宮殿内のさまざまな部屋に収納していくというもの。“記憶の宮殿”内を歩いて回ることで、思い出しやすくなる。

5. 音楽で覚える
音楽を聴くことが集中の妨げになってはいけないが、暗記したい情報を音楽に乗せて、歌詞のようにして覚えるのは効果的。幼い頃に教わった童謡の歌詞をいつまでも忘れないのと同じ現象。

6. 香りで覚える
嗅覚は、最も強力な想起方法の1つ。なぜなら、鼻から得た感覚記憶は直接的に記憶中枢に結びついているから。特定の香水をつけてテスト勉強をした場合は、それと同じ香水をつけてテストに挑むことで、よりよいパフォーマンスができたりする。

7. 拳を握る
米モントクレア大学の研究チームがおこなった実験では、物事を暗記する前に右手でゴムボールを握りしめ、暗記後に左手で同じようにボールを握ると、記憶力が15%アップすることがわかったそう。

これは、右手を握ることで記憶形成を司る左脳が活発になり、左手を握ると回想に必要な右脳が作動するからだと考えられるとか。

8. 目を動かす
こちらもまた前述のプロッパー氏らがおこなった研究により判明したこと。なんでも、眼球を左に動かすと、脳内の空間情報を記憶する分野が刺激され、右に動かすと言語機能を管理する分野が活性化されるそう。

つまり、道順などを覚えたいときは左方向に目をやり、読んだり聞いたりした情報を覚えたいときは右方向に目をやるといいという。

9. 無心になる
新しい情報を学んだ後は、脳にそれらを吸収させる時間を与えることが必要。脳は、特別なタスクをおこなっている時間以外は、記憶を整理したり保存したりしているからだ。

数秒間でも脳を休めることで、時間が経っても詳細まで思えていることが可能になる。なお、ただ無心で頭を休めるよりも、瞑想をするとさらに記憶力がアップすることもわかっている。

10. ニンニクを食べる
ニンニクには血管の詰まりを改善したり、体内の炎症を抑制したりするビタミンB6やマンガンが豊富に含まれている。調査では、脳内の血流がよくなることで、老化による認知力の低下を撃退する効果があることが実証されている。