最も航空券が高い時期・安い時期
調査によると、最も価格が高かったのは、予想通り8月と12月。長期休暇の取りやすい盆や正月が含まれることから通常より1割ほど価格が高かった。一方、最も安かったのは11月、1月、2月。これらの時期は平均よりも約7.5~8%安かった。



週別ではゴールデンウィークが始まる4月30日の週に出発する航空券が最高値。一方、最安値は正月休みの明けた1月15日の週と1月22日の週、次いで12月10日の週と続いた。これらの時期は年間平均より約10~13%安かった。

最も安く買えるタイミングは?
そして気になる予約のベストタイミング。調査によれば、最もチケットを安く買えるのは出発の8週間前で、年間平均より6.8%安かった。

ポイントは、「早く申し込むほど安いチケットを購入できる訳ではない」ということ。28週間前に申し込むと航空券は年間平均より6%高くなる。それ以降は平均より安く買うことが可能で、出発8週間前が最安値。出発3週間前からは再び値段が上がり、出発日当日には平均より20%以上高くなった。

チケットを購入するときは、まめに価格をチェックした方が良さそうだ。

行き先別の価格差
行き先別で最も高騰するのは12月出発のオーストラリア行き。日本が冬である時期に真夏を迎えるオーストラリアは、12月に突出して航空券が高くなる。次いでフィリピンも12月には平均より約30%高騰した。

その他、香港は3~5月出発が最高値で9月と1月が底値。台湾は8月、5月が高く1月が底値。中国は11月が底値、韓国は5月が最高値で2月が底値だった。東アジアの渡航先は行き先により高くなる時期が異なるものの、共通して5月は価格が高騰する傾向にあった。