フルマラソンはハードなスポーツだ。30代の健康な男性でも、日頃特別にトレーニングをしていなければ、タイムは8時間を超えることがあると言われている。

それでも完走できればいい方で、途中で走れなくなり、だらだら歩くことになり、やがて脱落する参加者は多い。

そんな過酷なフルマラソンを、7時間07分42秒のタイムで完走した91才がいる。アイルランドのニュースサイト「INDIPENDENT.IE」が報じたHarriette Thompsonさんだ。

クラス別で新記録を達成
Thompsonさんのタイムは、彼女が出場した米国「サンディエゴ・ロックンロール・マラソン」で、90~95才クラスの新記録となった。

また、彼女はこのマラソン大会に出場した最年長選手でもある。ちなみに、米国のマラソンランナーの中でも、91才の彼女は2番目の高齢となる。

足の痛みに耐えて出場
完走することや8時間を切ることを目指す壮年ランナーも多い中、ほぼ7時間といえるタイムを、91才でたたき出した彼女には脱帽するしかない。だが、実はもっとすごいことがある。彼女はがん患者だ。

この大会に出場する直前まで、脚部の放射線治療を受けており、この大会には痛む脚での参加となった。

世の中には80才で寝たきりの人もいれば、90才を超えてもこうして走っている人がいる。いったい何が違うのか、知りたいものだ。