8日午前10時ごろ、全羅南道新安郡黒山島の北西沖65キロの西海(黄海)海上では、群山海洋警察署の巡視船の前方3キロに中国の刺し網漁船団30-40隻が霧にかすんで見えた。漁船の操舵(そうだ)室の後方には中国の国旗・五星紅旗がはためいている。
巡視船の船長が双眼鏡で操舵室の脇を観察すると、縦50センチ、横150センチの操業許可表示が見えたが、偽造の可能性が高かった。中国漁船が韓国の排他的経済水域(EEZ)で操業するためには、韓国の海洋水産部(省に相当)が発行する事前漁業許可証が必要だが、最近は偽の許可証を掲げるケースが増えている。これは明らかに取り締まりの対象となる。
しかし、巡視船は動きが取れなかった。この海域の漁船取り締まりは木浦海洋警察署が担当しているが、先月16日に起きた旅客船「セウォル号」沈没事故で、同署の警備艇20隻が全て事故現場に投入されているためだ。
群山海洋警察署が待機しているほかない。関係者は「取り締まり業務はセウォル号事故で中断された。取り締まり船を下ろし、積極的に中国漁船の検問を行う余力は事実上ない」と説明した。セウォル号事故のどさくさに紛れて、西海の漁場は中国漁船に占領されてしまった。一部の漁船は昼夜を問わず領海を侵犯し、操業を続けている。それでも海洋警察による取り締まりは及ばない。


巡視船の船長が双眼鏡で操舵室の脇を観察すると、縦50センチ、横150センチの操業許可表示が見えたが、偽造の可能性が高かった。中国漁船が韓国の排他的経済水域(EEZ)で操業するためには、韓国の海洋水産部(省に相当)が発行する事前漁業許可証が必要だが、最近は偽の許可証を掲げるケースが増えている。これは明らかに取り締まりの対象となる。
しかし、巡視船は動きが取れなかった。この海域の漁船取り締まりは木浦海洋警察署が担当しているが、先月16日に起きた旅客船「セウォル号」沈没事故で、同署の警備艇20隻が全て事故現場に投入されているためだ。
群山海洋警察署が待機しているほかない。関係者は「取り締まり業務はセウォル号事故で中断された。取り締まり船を下ろし、積極的に中国漁船の検問を行う余力は事実上ない」と説明した。セウォル号事故のどさくさに紛れて、西海の漁場は中国漁船に占領されてしまった。一部の漁船は昼夜を問わず領海を侵犯し、操業を続けている。それでも海洋警察による取り締まりは及ばない。

