中国南部の広東省湛江市で、地元の役人や富裕層を対象にした「目を楽しませる余興」として、10頭以上のトラが観客の目の前で殺されていたと、国営メディアが報じた。
中国共産党の地方機関紙、南方日報が26日に伝えたところによると、地元警察が今月行った強制捜査で、殺されたばかりのトラ1頭と複数のトラ製品が押収されたという。
また同紙は、地元の役人や裕福な事業家らが、自分たちの社会的名声を誇示するための催しを見に集まっていたと報じた。2年前に撮影された映像には、鉄製のおりに入れられたトラが、木の棒で口に鉄の塊を押し込まれ、そこに10秒以上電気を流されて気絶する様子が捉えられていたという。
さらに、熟練した牛・豚の食肉処理業者を雇ってトラの死体を解体させるのが通例になっており、トラの骨は1キロ当たり平均1万4000元(約23万円)、肉は1キロ1000元(約1万6000円)で売買されていたと伝えている。



中国共産党の地方機関紙、南方日報が26日に伝えたところによると、地元警察が今月行った強制捜査で、殺されたばかりのトラ1頭と複数のトラ製品が押収されたという。
また同紙は、地元の役人や裕福な事業家らが、自分たちの社会的名声を誇示するための催しを見に集まっていたと報じた。2年前に撮影された映像には、鉄製のおりに入れられたトラが、木の棒で口に鉄の塊を押し込まれ、そこに10秒以上電気を流されて気絶する様子が捉えられていたという。
さらに、熟練した牛・豚の食肉処理業者を雇ってトラの死体を解体させるのが通例になっており、トラの骨は1キロ当たり平均1万4000元(約23万円)、肉は1キロ1000元(約1万6000円)で売買されていたと伝えている。


