4月10日まで、日本国内のJR線の普通列車が、1日あたり約2300円で移動できるとあって、旅行や帰省などに役立ちそうだ。季節に合わせて夜間に移動が可能となる臨時列車も運行される。
この18きっぷであるが、日本国内だけではなく韓国行にも役立つことをご存知だろうか。本州の西端である山口県の下関市と韓国の釜山を結ぶ関釜フェリーが、18きっぷを利用して下関へ向かうことによって半額で利用できる。関釜フェリーは夜に出発して翌朝到着となるので、車内で一泊分に充てることができる。
対象となるのは基本的に2等の片道分である。通常9000円のところを半額の4500円で利用できる。2等船室は、カーペットの床にごろ寝をして毛布で眠るというスタイルだが、寝台車くらいのクオリティは保てるだろう。さらに1等船室、特等船室も差額料金を払えば利用できる。
下関の出発時間は21時であるが国際航路のため、出国審査などに時間がかかり、乗船は18時20分までに行わなければならない。早朝に地元を出て、夜中に下関に着くようなスケジュールでは間に合わないので、余裕を持って向かうようにしたい。