韓国の甲状腺癌が増加の一途を辿っている。
報道によると、甲状腺癌は4万人を超え、全ガン発生率のうち1位となった。甲状腺癌は
毎年23.7%増加し、癌の平均発生率3.6%を大きく上回った。

これはチェルノブイリ原発事故の現場地域より3倍多いレベルだという。19日、韓国KBS放送が報じた。

これに対して、高麗大学の保健大学院長は「自覚症状のない人は甲状腺癌の検診をやめるべき」と提言している。韓国では甲状腺癌のせいで医療費が増加していること、甲状腺癌は患者の自覚症状が出てから手術しても、90%が生存できるため、早期の検診やめるべきとしている。韓国では甲状腺癌の手術を受けた人のうち7.3%ほどが副甲状腺機能低下症や声帯麻痺になっている。

さらに韓国の医療界の一部では、甲状腺の超音波検査を中止することまで主張が始まっており、韓国は甲状腺ガンの検査そのものをやめる可能性が出てきている。

一方日本では、超音波検査は甲状腺腫の位置、内部構造や被膜、石灰化像、リンパ節転移の有無など
甲状腺癌の検査として重要なものとして使われている。甲状腺癌は広島や長崎の原爆被爆地やチェルノブイリ原子力発電所の事故で現地住民に甲状腺癌が多発したことから、放射性ヨウ素(I131)に誘発されるとしている。

今回、韓国で甲状腺癌がチェルノブイリ原子力発電所事故の現地住民の3倍になったことが明らかになり、甲状腺ガンの検査中止も視野に入った。韓国は現在、甲状腺癌の発生率が群を抜いて世界1位となっており今後の対応が注目される。