1978年から81年にかけて”マルボロマン”として活躍したEric Lawson氏が、1月10日に亡くなっていたことが明らかになった。”マルボロマン”とは1950年代から始まったマルボロのイメージ戦略。カウボーイに扮したモデルが大自然の中で渋くタバコをくゆらせ、マルボロを”男らしさ”や”よき労働者”にふさわしい銘柄だと世界中に定着させた


Lawson氏が72歳で亡くなった理由は、慢性閉塞性肺疾患(COPD)だという。呼吸困難で苦しく、徐々に体力を失って動けなくなることから“死よりも恐ろしい病気”としても知られている。Lawson氏がタバコを吸い始めたのは14歳のころ。一時期はマルボロマンとして活躍した彼だが、その後には禁煙推進キャンペーンのCMにも登場。ただし本人は残念ながら、禁煙できなかったようだ。


実は“マルボロマン”が、喫煙(受動喫煙含む)が原因とされる病気で亡くなったのは今回が初めてではない。50年代にマルボロマンとして活躍したDavid Miller氏も1987年に肺気腫で亡くなっている。


1992年に肺がんで亡くなったWayne McLaren氏は、晩年をフィリップモリスとの訴訟に費やした。「タバコは命を脅かす。自分が生き証人だ」と、最後に語ったという。他にも1995年にはDavid McLean氏が、1999年にはRichard Hammer氏が肺がんで命を落としている。