2014年1月28日、ニューヨーク市地下鉄(New York City Subway)で、米大手携帯電話事業者ベライゾン・ワイヤレス(Verizon Wireless)によるWiFiサービスがスタートした。対象エリアは、タイムズスクエア駅(Times Square)、ロックフェラーセンター駅(50th St Rockefeller Center)、リンカーンセンター駅(66th St Lincoln Center)など、 マンハッタン島西部の23丁目から96丁目まで、合わせて35駅 となっている。


東京メトロ全線で2013年3月からインターネット接続が可能 となり、英ロンドン地下鉄でも120駅がWiFiサービスに対応 するなど、世界の主要都市の地下鉄でWiFiの利用が広がるなか、ベライゾン・ワイヤレスは、2000年以降、45億ドル以上を投資し、ニューヨーク都市圏のワイヤレスネットワーク化を推進してきた。


ニューヨーク市地下鉄では、今後、対象エリアを拡大させる方針で、すでに、マンハッタンのグランド・セントラル駅(Grand Central Station)を含む40カ所の駅への拡大に向けて着手している。