多くの国で患者が増加の一途を辿っている糖尿病。その大半を占めるのが2型糖尿病だが、女性の2型糖尿病予防のための運動としては、有酸素運動と筋力トレーニングの組み合わせが最も効果的であることが米国ハーバード大学の研究者らの調査でわかった。
中年以上の女性9万9316人を対象に、毎週どれだけ運動したかを8年間にわたり追跡調査した。運動のカテゴリーとしては、筋肉に抵抗をかける動作を繰り返し行うレジスタンス運動、リラックスエクササイズ(ヨガやストレッチなど)、そして中級レベルの有酸素運動を設けた。
調査によると、レジスタンス運動、リラックスエクササイズ、有酸素運動のいずれも2型糖尿病のリスク軽減の効果が認められた。そして、何も運動をしなかった人に比べ最もリスクを抑えられたのが、1週間に最低150分の有酸素運動と60分の筋トレを行った人のグループだった。
しかし、有酸素運動150分、筋力トレ60分というのは簡単な内容ではない。そうした女性のぼやきを見透かすかのように、研究者は「軽めの筋トレや有酸素運動でもリスクを下げる効果がある」としている。つまりは、適度に体を動かすことが大事、ということのようだ。

