遠距離恋愛をしている人に朗報が届いた-「会えない時間が長くなるほど愛情が募る」というのは本当だった。加クイーンズ大学の心理学者エマ・ダージー女史は、遠距離恋愛カップル717組と、425組の近距離恋愛カップルを対象に調査を行った。その年齢も性的関心も恋人との距離も千差万別だったという。
被験者には交際の真剣度や仲の良さ、2人の関係に対する満足度などの質問に答えてもらい、異なる場面での意見の相違(愛情表現や金銭面など)は、2項の評価的尺度(Dydadic Adjustment Scale)を使って推量した。くだんの尺度を用いれば、性的な関係についていかにコミュニケーションが取れているかや、どちらか一方が先月感じた心理的な苦痛や不安、憂鬱を量ることができるそうだ。
その結果遠距離恋愛のカップルは、いつでも会える距離で過ごすカップルに比べても、すべての項目で同様に満足していることがわかった。「距離が離れている恋人ほど仲が良く、コミュニケーションも取れており、交際に満足しているとは驚いた」と同女史らは述べている。また2人の関係が将来的にも安泰かどうかを占うのは距離ではないことも明らかになった。これらの結果をもって、同女史らは幸せな恋愛関係と遠距離恋愛には正の相関関係があるとしている。
共同研究者である米ユタ大学のカレン・ブレア女史によれば「遠く離れているカップルほど、2人の関係に満足し仲良くやれるよう上手くやっているし、コミュニケーションもよく取れている」とのこと。もちろんすべての遠距離恋愛や近距離恋愛にあてはまるわけではないだろうが、「遠距離恋愛をしていると関係を続けるために試行錯誤が必要になるため」とブレア女史は分析する。
今回の調査結果を見る限り、遠距離だからといって悲観的になったり、早々に諦める必要はなさそうだ。遠距離恋愛中のネット民からも「その通り!!」との声が続出しており、いかに恋人と会えないか、またその代りいかに恋人を愛しているか自慢するコメントが多い。中には「遠距離がいやで一緒に暮らし始めて…別れた」という人もいて、離れているからこその利点もあるのかもしれない⁈


被験者には交際の真剣度や仲の良さ、2人の関係に対する満足度などの質問に答えてもらい、異なる場面での意見の相違(愛情表現や金銭面など)は、2項の評価的尺度(Dydadic Adjustment Scale)を使って推量した。くだんの尺度を用いれば、性的な関係についていかにコミュニケーションが取れているかや、どちらか一方が先月感じた心理的な苦痛や不安、憂鬱を量ることができるそうだ。
その結果遠距離恋愛のカップルは、いつでも会える距離で過ごすカップルに比べても、すべての項目で同様に満足していることがわかった。「距離が離れている恋人ほど仲が良く、コミュニケーションも取れており、交際に満足しているとは驚いた」と同女史らは述べている。また2人の関係が将来的にも安泰かどうかを占うのは距離ではないことも明らかになった。これらの結果をもって、同女史らは幸せな恋愛関係と遠距離恋愛には正の相関関係があるとしている。
共同研究者である米ユタ大学のカレン・ブレア女史によれば「遠く離れているカップルほど、2人の関係に満足し仲良くやれるよう上手くやっているし、コミュニケーションもよく取れている」とのこと。もちろんすべての遠距離恋愛や近距離恋愛にあてはまるわけではないだろうが、「遠距離恋愛をしていると関係を続けるために試行錯誤が必要になるため」とブレア女史は分析する。
今回の調査結果を見る限り、遠距離だからといって悲観的になったり、早々に諦める必要はなさそうだ。遠距離恋愛中のネット民からも「その通り!!」との声が続出しており、いかに恋人と会えないか、またその代りいかに恋人を愛しているか自慢するコメントが多い。中には「遠距離がいやで一緒に暮らし始めて…別れた」という人もいて、離れているからこその利点もあるのかもしれない⁈

