英国インペリアル・カレッジ・ロンドンの研究により、痛みそのものよりも、「痛い思いをするだろう」という不安や恐怖に直面するほうがつらく、耐えがたいと感じていること、「痛み」が避けられないことだと分かっている場合は、それを先延ばしにして不安や恐怖におののきながら過ごすよりも、なるべく早く痛みを「片付ける」を選択する傾向にあることが分かった。

電気ショックを受けざるを得ない状況にある被験者31人に、いつそれを受けるか選択してもらう実験を行ったところ、電気ショックの強度に関係なく、71%の被験者は早い時期に受ける選択をした、また、様々な痛みをともなう歯科治療を受けると想定してもらい、いつ予約を入れるか選択してもらったところ、やはり大半の被験者は早めの予約を入れる選択をしたそうだ。その際、脳の画像検査によって、被験者が大きな不安や恐怖を感じていることも分かった。

ヒトがこのような選択をするのは、不安や恐怖によってほかの活動が妨げられたり、生活を楽しめなったりするためだと考えられ、主任研究者のGiles Story博士によると、この研究結果は、「仕事や課題の締め切り」といった「避けがたい痛み」に対しても、私たちが同じような反応を取っていることを示唆しているのだとか。

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