実験は20歳から26歳までの被験者32人を対象に行われ、ホラー映画鑑賞前、途中、後でそれぞれ血液採取された。映画チョイスは、被験者の誰もが観たことのない『悪魔のいけにえ(The Texas Chainsaw Massacre, 1974)』。被験者らは83分間映画を観るグループと、ただ部屋で座っているだけのコントロールに分けられ、血液中の総細胞数、ニトロブルー・テトラゾリウム(NBT)テストで測定される白血球による免疫システム起動、心拍数、血圧などを測定された。

すると抹消血液の白血球数や活動的な白血球数も大きく増加し、心理的なストレスに反応してヘモグロビンやヘマトクリット値も上昇。心拍数や血圧も同様に上昇し、ホラー映画の恐怖(?)による体の反応が確認された。

免疫システムを司る全体の白血球数と元気な白血球が増加したことで、「ホラー映画の恐怖=免疫力を上げる」という結果となったが、身の毛もよだつ恐怖で心理的なストレスを感じるのがポイントのようなので、くれぐれもどこか笑える大真面目なゾンビ映画で「免疫力が上がった!」などと早まらないで欲しい。しかし日本の怖~いホラーなら、免疫力はアップするかも!?

ビッグパンダの日記