2012年に複数の政府や警察のウェブサイトをハッキングしたとして起訴されていたカナダ・モントリオール在住の12歳の少年が、混乱を巻き起こし6万ドル(約580万円)の損害を発生させたことについて、罪を認めました。

カナダ・モントリオール郊外のノートルダム・ド・グラースに住む小学校5年生の被告は、ハッキング集団・アノニマスを名乗って複数のウェブサイトをハッキングし、最大で2日間サービスを停止させました。被告がハッキングをしたのは政治的な動機ではなく、ゲームやビデオの海賊版とその情報をアノニマスとトレードするためだったことが、法廷で明らかになっています。

学校の制服を着て父親同伴で少年裁判所に現れた被告は、モントリオール警察やケベック国立公衆衛生協会のウェブサイトをハッキングしたという起訴内容3件について、罪を認めました。モントリオール警察は損害額を6万ドル(約560万円)だと見積もっていますが、詳細については来月の判決時に明かされることになります。

被告はコンピュータに対して3種類の攻撃を行っていました。1つはユーザーのウェブサイトへのアクセスを拒否することで何度もアクセスさせ、サーバに負荷をかけるもの。もう1つは、改変した情報をブラウザのホームページに表示させるもの。3つ目は、セキュリティホールを利用してサーバのデータベースにアクセスするというもの。

9歳の時からコンピューターに関わりはじめた彼は、ウェブサイトを閉鎖させたりユーザーの個人情報にアクセスしていたそうです。それどころか「ハッキングするのは簡単だけど、やりすぎは良くない。逆にトラッキングされてしまうよ」と他の人に対して警告していたとのこと。弁護側は「彼はたった12歳で、ハッキングを挑戦のように考えていた」と、政治的な目的はなかったことを主張しています。

2000年には15歳の少年がハッキングによって約17億ドル(約1700億円)の損害を発生させた事件があり、彼は少年鑑別所に8カ月間収容されましたが、一方でハッカーとしての腕を買われて、サイバーセキュリティ関連の仕事を得ることができたとのこと。今回の事件はそれよりも低年齢の少年によって起こされたものであり、今後の動向が注目されています。

この記事を見て2つのことを思い浮かべました。

1つは、この少年の未来です。将来どんな大人になるんだろうと

2つ目は、日本の政府の未来です。番号制にしたりして国民のデータを管理していきたい日本が
本当に大丈夫なのかという危惧です

ビッグパンダの日記