ケータイ電話やスマホを片時も離さないという人は注意が必要だ。誰にでも経験があることだと思うのだが、着信していないのに着信音が聞こえたと感じたり、振動(バイブ機能によるもの)を感じたりすることがあるはず。

・9割が幻の振動を感じている
それらはもしかしたら、強迫観念に裏打ちされているかもしれない。とある調査で被験者の学生の9割が、端末から幻の振動を感じたことがあるというのだ。あなたは大丈夫だろうか?

・ファントムリング、ファントム振動
これらの現象は、ケータイ電話が普及し始めた5年前あたりから顕著にみられるもので、とくに「○○症候群」という名前がついている訳ではない。「ファントムリング」や「ファントム振動」と呼ばれている。この「ファントム」とは『幻』を意味している。

・強迫観念に陥る一歩手前
医療関係者の調査では、ファントム振動は電話の着信と条件付けがなされており、「電話が鳴っている」と勘違いして幻の振動を感じるようである。研究心理学者のラリー・ローゼン博士は「絶えず電話を利用している人は、強迫観念を持っている可能性」があると指摘し、「絶えず手を洗っているのと同じような状況である。ただ、振動を感じること自体を強迫観念であるとは言い切れない。しかしその兆候のあらわれのひとつだ」と説明している。

・スマホと距離を置く
できることなら、ケータイやスマホから距離を置く時間を持った方が良いかもしれない。そうしないと、これらに完全に支配されてしまうような生活を送らなければいけなくなってしまう。ケータイやスマホとは上手に付き合っていきたいものだ。

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