中国で貧しい女性の母乳を闇売買 富裕層の「栄養剤」に

中国で母乳が闇で売買され、社会問題になっている。富裕層が「希少な栄養剤」として貧しい女性の母乳を飲用しており、短文投稿サイト「微博(ウェイボ)」では、道徳や人間性を失った格差社会のゆがみを批判する声が相次いでいる。
 中国メディアによると、経済特区広東省深セン市の裕福な男性の間では、働き過ぎによる疲労からの回復や手術後の養生を目的に自分専用の「乳母」を自宅などで雇い「栄養補給」するのがはやっており、1カ月1万5千元(約24万円)で雇った例もあるという。農村部の平均年収の約2倍に相当する高額報酬だ。


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