世界最高齢記録に
プロスキーヤーで登山家の三浦雄一郎さん(80)が23日、世界最高峰のエベレスト山(8848m)の登頂に成功した。これまで最高齢登頂記録を持っていたネパールの登山家ミン・バハドゥール・シェルチャン氏の76歳を大きく上回る快挙となった。
生涯3度目のエベレスト
三浦雄一郎氏にとって、今回は生涯3回目のエベレスト登頂。70歳、75歳時にも登頂しているが、今回は骨盤骨折や不整脈の手術を乗り越えての登頂となった。
8000m級の山は世界に14座ある。頂上付近は酸素濃度が平地の1/3しかなく、気温は平均-35℃という過酷な環境だ。さらに登頂には多額の資金が必要となるため、体力や技術に加え、登山家としてのネームバリューも条件となる。
厳しい条件をクリアした登山家しか挑めないにもかかわらず、エベレストの死亡率は9.3%と異常に高い。11人が挑めば、そのうちの1人が死亡する計算になる。
我こそは最高齢
高齢記録は世界の登山家にとって大きなあこがれだ。挑戦者も多く、2011年にはネパールのウパダヤ外相(当時82)が登山を試みて死亡している。
保険をかけていたのか、気になるところだが、山の道具などを扱うモン・ベル社が提供する保険には、登山を対象にするものもある。
ただ、エベレストやK2などの難しい山は対象外とされており、あらためてエベレスト登頂の難しさがみてとれる。なお登頂する本人は保険がかけられないが、登山費用には、荷物運びなどを手伝ってくれるスタッフ用にかける傷害保険なども含まれる。


プロスキーヤーで登山家の三浦雄一郎さん(80)が23日、世界最高峰のエベレスト山(8848m)の登頂に成功した。これまで最高齢登頂記録を持っていたネパールの登山家ミン・バハドゥール・シェルチャン氏の76歳を大きく上回る快挙となった。
生涯3度目のエベレスト
三浦雄一郎氏にとって、今回は生涯3回目のエベレスト登頂。70歳、75歳時にも登頂しているが、今回は骨盤骨折や不整脈の手術を乗り越えての登頂となった。
8000m級の山は世界に14座ある。頂上付近は酸素濃度が平地の1/3しかなく、気温は平均-35℃という過酷な環境だ。さらに登頂には多額の資金が必要となるため、体力や技術に加え、登山家としてのネームバリューも条件となる。
厳しい条件をクリアした登山家しか挑めないにもかかわらず、エベレストの死亡率は9.3%と異常に高い。11人が挑めば、そのうちの1人が死亡する計算になる。
我こそは最高齢
高齢記録は世界の登山家にとって大きなあこがれだ。挑戦者も多く、2011年にはネパールのウパダヤ外相(当時82)が登山を試みて死亡している。
保険をかけていたのか、気になるところだが、山の道具などを扱うモン・ベル社が提供する保険には、登山を対象にするものもある。
ただ、エベレストやK2などの難しい山は対象外とされており、あらためてエベレスト登頂の難しさがみてとれる。なお登頂する本人は保険がかけられないが、登山費用には、荷物運びなどを手伝ってくれるスタッフ用にかける傷害保険なども含まれる。

