国連薬物犯罪事務所が告発
世界で流通しているマラリア治療薬、予防薬の半分が偽物だった。20日までに国連薬物犯罪事務所がこんな調査結果をまとめた。20日、共同通信が伝えた。

全世界で2億人が感染
マラリアは全世界で年間2億人以上が罹患し、70万人以上が死亡する、とされる一大伝染病。ハマダラ蚊が媒介し、蚊に刺されることで、原虫が体内に入り込む。

効果的な薬はいまだ開発されていない。昨年英国の大手製薬会社グラクソ・スミスクラインが開発したワクチンは、乳幼児のマラリア発症率を約半分に抑える、との触れ込みだったが、ふたを開けてみると、効果は3割程度にとどまった。

蚊に刺されないよう、殺虫剤成分の付着した蚊帳を普及させたり、ボウフラがわかないよう、道のくぼみを埋めたりするなどの地道な予防が最も効果的、とされている。

貧者に偽物を売りつける国
そんな難病について、効果的な薬が開発されないのは、大手製薬会社が開発費をつぎ込まないため、といわれる。マラリアが流行するのは、アフリカや東南アジアなど、貧しい国が大半を占める。

薬を開発しても、高値では売れないことから、大手製薬会社は開発資金を絞ってきた。そんな中、中国、インドなどの製薬会社はさらに悪質だ。

国連薬物犯罪事務所がこのほどまとめた報告書によると、世界中で流通しているマラリア治療薬・予防薬の約半分が、有効成分に無関係な成分を混ぜた偽物で、製造元は主に中国やインドだという。


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