『ピノ』を販売する森永乳業は、杏林大学医学部の古賀良彦教授に協力を依頼し「アイスクリームが脳機能へ与える影響」について実験を行いました。それによると、アイスクリームを食べることにより、脳に対して様々な良い結果をもたらすことが分かりました。ここで、“朝アイス”を提案する理由を見ていきましょう。



■1:リラックス+すっきり感が得られる

脳がリラックスしているかどうかの指標は、脳からα波が出ているかということで決まります。α波は安静時に観測され、脳の活動の円滑度や心理的なリラックス度を反映するもの。

そこで今回、一口大の“チョココーティングしたバニラアイスクリーム”を摂取した直後に脳波測定を実施したところ、同量の比較対象物である“かき氷状の氷”に比べて高い周波数帯で、α波のパワーが大きくなりました。

つまり、アイスクリームの摂取によりリラックス効果が高まり、それと同時にすっきり感である覚醒度も得られることが分かったのです。



■2:頭の回転が速くなる

古賀教授の実験によると、アイスクリームはリラックスをしている時には脳にα波を出してさらにリラックス効果を高めるだけでなく、脳を活性化させたいときには脳の情報処理機能を反映するという結果も出ました。

アイスクリームを食べることで、情報の処理速度が速くなるというのは驚いた方もいらっしゃるのではないでしょうか?



■3:イライラした気持ちがおさまる

脳波測定の前後に、心理状態の変化を明らかにするVASという調査も行いました。その結果、“イライラ感”の項目で、氷と比べアイスクリームの場合は軽減する傾向がみられました。つまり、アイスクリームでイライラ感を鎮めることができるようです。



これには驚きですね。アイスクリームの冷たさで脳をシャキッとさせるだけでなく、頭の回転が速くなったり、イライラした気持ちを落ち着かせられるというのですから、“朝アイス”を試す価値は十分にあります(ただ、カロリー過多には要注意)。

「朝は弱くてなかなか起きられない」という方も、「アイスクリームを食べよう!」と思えば意外とすんなり起きられるといったような、目覚め効果も期待できそうですね。


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