1日で犬122頭、豚410頭
中国、河南省洛陽市で15日、犬122頭、豚410頭が1日のうちに死亡した。中国網易などネットニュースが報じた。河南省では新型鳥インフルエンザ(H7N9型)の感染者が確認されている。

大気や水に汚染物質見つからず
新型インフルエンザによる感染者が急増している中国で、犬や豚が1日のうちに大量死する、という怪事件が発生した。大量死が確認されたのは、中国河南省洛陽市の東屯村。

現地の当局は、村内にある化学工場から汚染物質が漏れた疑いがある、として工場への送電を停止。飲料水や大気、家畜用水などを検査したが、汚染物質は見つかっていないという。村民には、健康被害などの異常は確認されていない。

疑われる新型インフルエンザ
中国では先月来、上海市内を流れる黄浦江で、豚の死体が大量に発見されている。鳥インフルエンザはまず豚に感染してから、人への感染力を持つようになる、といわれており、今回の大量死とも何らかの関連性があるのでは、と疑われる。

病死した豚を飼料などの原材料とするケースが報じられるなど、中国では容易に異なる動物の間で、病原体が行き来する。

中国当局は現在までのところ、犬や豚の大量死について、H7N9ウイルスとの関係を否定している。今回のケースでは、豚だけでなく犬も大量死した。通常、犬は人が感染するインフルエンザウイルスには感染しないため、H7N9ウイルスによるものではない、とも考えられる。

米国では犬への感染を確認
ただ、同じく新型インフルエンザとして2009年に世界中で流行したH1N1型はその後、米国で犬への感染が確認された。同年12月にアメリカ獣医学協会が発表しており、その後、猫やフェレットなど、さまざまな動物への感染も見つかっている。

H7N9ウイルスも同様の感染力を持つのか、注意深く見守る必要がある。

ビッグパンダの日記