自賠責保険料2年ぶりにまた値上げ
自家用車などにかけられる自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)の保険料が2年ぶりに値上がりする。17日、審議会が決定した。自家用車の保険料は現状より2890円値上がりして、2万7840円になる。

赤字続きで保険料アップ
自賠責保険は死亡・傷害事故の補償に利用される。赤字も黒字も出さない「ノーロス・ノープロフィット」が経営の原則だが近年、赤字が続いている。

そのため2011年度、2013年度に、合わせて30%程度、保険料を値上げする方針が示されてきた。金融庁長官の諮問機関である審議会は17日、従来の方針に沿って、2013年4月から、平均13.5値上げすることを決めた。

自家用車の保険料(沖縄県・離島を除く)が11.6%値上げされた他、軽自動車では20.0%引き上げられて2万6370円に、原動機付き自転車は4.8%値上げされ、9870円になる。

保険会社の取り分は公正か?
2009年度の保険料収入と支出を比較すると、収入8811億円に対し、支出が1兆1372億円にのぼり、2000億円あまりの赤字となっている。

ただ、支出の内訳を見ると、支払保険金が8457億円と収入を下回る。損害保険会社に支払われる「経費」2258億円および、代理店手数料657億円がかさむため、毎年大きな赤字が発生している。収入の33.1%が保険会社の取り分だ。

ちなみに同年度の任意自動車保険を見ると、保険料収入が3兆1,202億円なのに対し、支払保険料は1兆8,843億円。保険会社の取り分は1兆2,359億円と39.7%にのぼる。


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