「最後の審判」は2036年?
軌道が地球に近いため、数年おきに接近する小惑星『アポフィス』が2036年に衝突する可能性について、このほど欧州宇宙機関(ESA)は「不明」とする見解を発表した。アポフィスは2029年には、地球の衛星軌道より近くを通過することがわかっている。
静止衛星より近くを通過
アポフィスは直径310~340m、質量7200万トンの小惑星。2004年6月に発見されており、古代エジプトの邪神『アペプ』にちなんでネーミングされた。
地球の軌道近くを323日の周期で公転しており、たびたび地球に接近することで知られる。
9日には、地球から1450万キロの距離を通過したが、2029年にはさらに近い3万1300キロメートルの地点を通過することがわかっている。
静止衛星より近くを通ることになり、一時は「衝突する」と危険視されたこともあった。
2036年の衝突は否定しきれない
ESAでは9日『ハーシェル宇宙望遠鏡』などを用いた観測の結果、アポフィスに関するデータを修正。2036年に地球に衝突する可能性は「不明」と発表した。
これに対して米国NASAに所属するジェット推進研究所(カリフォルニア州パサデナ)では10日、アポフィスが地球に衝突する可能性は「100万分の1以下」とし、「衝突はないと言い切れる」とコメント。両専門機関の見解が分かれる結果となった。
NASAによる評価では、アポフィスが地球に衝突した場合、氷河期が到来するなどの大きな気象変化はないが、数千平方キロメートルにわたって甚大な被害が出る、とされている。


軌道が地球に近いため、数年おきに接近する小惑星『アポフィス』が2036年に衝突する可能性について、このほど欧州宇宙機関(ESA)は「不明」とする見解を発表した。アポフィスは2029年には、地球の衛星軌道より近くを通過することがわかっている。
静止衛星より近くを通過
アポフィスは直径310~340m、質量7200万トンの小惑星。2004年6月に発見されており、古代エジプトの邪神『アペプ』にちなんでネーミングされた。
地球の軌道近くを323日の周期で公転しており、たびたび地球に接近することで知られる。
9日には、地球から1450万キロの距離を通過したが、2029年にはさらに近い3万1300キロメートルの地点を通過することがわかっている。
静止衛星より近くを通ることになり、一時は「衝突する」と危険視されたこともあった。
2036年の衝突は否定しきれない
ESAでは9日『ハーシェル宇宙望遠鏡』などを用いた観測の結果、アポフィスに関するデータを修正。2036年に地球に衝突する可能性は「不明」と発表した。
これに対して米国NASAに所属するジェット推進研究所(カリフォルニア州パサデナ)では10日、アポフィスが地球に衝突する可能性は「100万分の1以下」とし、「衝突はないと言い切れる」とコメント。両専門機関の見解が分かれる結果となった。
NASAによる評価では、アポフィスが地球に衝突した場合、氷河期が到来するなどの大きな気象変化はないが、数千平方キロメートルにわたって甚大な被害が出る、とされている。

