検査のすり抜けと制限緩和
食の安全がこれほどおびやかされた時代はない。福島県郡山市では10日、基準値(100ベクレル/kg)を超えるセシウムがすでに販売されたコマツナから検出された。また農水省は今年度、汚染地域でのコメの作付けについて、制限を大幅に緩める方針を示す。
コマツナ150ベクレル/kgが流通
基準値を超える放射性セシウムが検出されたのは、福島県郡山市の農家が栽培したコマツナ。地元の直売所に出荷されたものを検査したところ、150ベクレル/kgが検出された。
県の調査によると、防虫や保温のために畑で使われていた布から2700ベクレル/kgもの放射性セシウムが検出されており、この布からコマツナに付着したものとみられる。
布は雨水のたまりやすい屋外に保管されていた、とされており、県では農業資材の管理を徹底するよう呼びかけている。同じ畑で収穫されたコマツナ433袋は、すでに先月末から今月9日にかけて、地元の直売所で販売された。
汚染地域でコメ作付け制限緩和
汚染食品の流通が止まらない中、さらに汚染の可能性が高いコメの栽培を容認する動きがある。農水省は14日までに、作付けが制限されてきた地域でのコメ栽培について、25年度は制限を緩和する方針を示した。
伊達、福島、二本松、相馬4市の一部地域と、避難指示解除準備区域に指定されている田村市の都路町が対象となる予定。24年産米について農水省が行った試験栽培で、カリウム肥料の散布や深く耕すことにより、セシウムの吸収を抑制できることが判明したため。
農水省では「もし基準値を超えた場合でも、検査により流通は防げる」と判断している。

食の安全がこれほどおびやかされた時代はない。福島県郡山市では10日、基準値(100ベクレル/kg)を超えるセシウムがすでに販売されたコマツナから検出された。また農水省は今年度、汚染地域でのコメの作付けについて、制限を大幅に緩める方針を示す。
コマツナ150ベクレル/kgが流通
基準値を超える放射性セシウムが検出されたのは、福島県郡山市の農家が栽培したコマツナ。地元の直売所に出荷されたものを検査したところ、150ベクレル/kgが検出された。
県の調査によると、防虫や保温のために畑で使われていた布から2700ベクレル/kgもの放射性セシウムが検出されており、この布からコマツナに付着したものとみられる。
布は雨水のたまりやすい屋外に保管されていた、とされており、県では農業資材の管理を徹底するよう呼びかけている。同じ畑で収穫されたコマツナ433袋は、すでに先月末から今月9日にかけて、地元の直売所で販売された。
汚染地域でコメ作付け制限緩和
汚染食品の流通が止まらない中、さらに汚染の可能性が高いコメの栽培を容認する動きがある。農水省は14日までに、作付けが制限されてきた地域でのコメ栽培について、25年度は制限を緩和する方針を示した。
伊達、福島、二本松、相馬4市の一部地域と、避難指示解除準備区域に指定されている田村市の都路町が対象となる予定。24年産米について農水省が行った試験栽培で、カリウム肥料の散布や深く耕すことにより、セシウムの吸収を抑制できることが判明したため。
農水省では「もし基準値を超えた場合でも、検査により流通は防げる」と判断している。
