京都市、清水寺で発表
京都市清水寺で12日に発表された「今年の漢字」が「金」だったことを受け、ネット上では「うさんくさい結果」とするなど、否定的な意見が多く見られた。1995年から始まった年末の恒例行事だが、「金」が選ばれるのは2度目。

ロンドン五輪、山中教授で「金」
今年の世相を表す漢字の発表は、12日、清水の舞台で有名な京都市の清水寺で行われた。同寺の森清範貫主(もりせいはんかんす)が和紙に「金」の文字を墨書した。

「今年の漢字」は日本中から投票を募集しており、最も多かったものが選ばれる。主催する日本漢字能力検定協会によると、今年全国から寄せられた投票は25万8912通。うち3.5%にあたる9156通が「金」を推すものだったという。

同協会では、ロンドン五輪が開かれたことや、山中伸弥教授のノーベル医学・生理学賞受賞、東京スカイツリーの開業など「金字塔」が打ち立てられたことから、この漢字をイメージする人が多かったものと分析する。

多数決では「金」ばかり?
この決定に、ネット上では疑問視する声が高まっている。「金」が選ばれるのは、シドニー五輪があった2000年に続いて2度目。1995年の開始以来、たった18回目にして、同じ漢字が選ばれたことになる。

しかもシドニー五輪はいざ知らず、ロンドン五輪では日本選手の金メダルは少ない。「それなら『銅』」を選ぶべき」との声もネット上に見られる。ロンドン五輪で日本選手が獲得したメダルは、金7個に対し、銅17個だった。

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