スムーズに立ち上がれないと死亡率が増加
床に座った状態から起き上がる動作は、年齢とともにハードに感じられるようになる。スムーズに立ち上がれるかどうか、を評価することで、死亡リスクを予測することができる。こんな研究結果をブラジルの医学博士が発表した。
起立テスト後、6年間追跡調査
研究は51歳~80歳の男女約2000人を対象に行われた。床に座った状態から立つように指示し。スムーズに立ち上がる能力によって、被験者に0~10のスコアをつけ、約6年間、追跡調査した。
追跡期間中、被験者の約8%が死亡したが、もっとも起立動作がスムーズだった「スコア10」の人では、死亡者は2人(約0.1%)だけだった。
立つのに苦労した人は死亡率6倍
もっとも起立するのに苦労した「スコア0」の人では、死亡率が平均の5~6倍になった。同研究で用いられたスコアが1上がるごとに死亡率は21%低下しており、起立能力と死亡率には高い結びつきがみられた。
研究を行ったのは、ブラジルでエクササイズ医学を研究するクラウディオ・ギル・アラウージョ博士。研究論文は13日付けの「European Journal of Cardiovascular Prevention」に掲載された。

床に座った状態から起き上がる動作は、年齢とともにハードに感じられるようになる。スムーズに立ち上がれるかどうか、を評価することで、死亡リスクを予測することができる。こんな研究結果をブラジルの医学博士が発表した。
起立テスト後、6年間追跡調査
研究は51歳~80歳の男女約2000人を対象に行われた。床に座った状態から立つように指示し。スムーズに立ち上がる能力によって、被験者に0~10のスコアをつけ、約6年間、追跡調査した。
追跡期間中、被験者の約8%が死亡したが、もっとも起立動作がスムーズだった「スコア10」の人では、死亡者は2人(約0.1%)だけだった。
立つのに苦労した人は死亡率6倍
もっとも起立するのに苦労した「スコア0」の人では、死亡率が平均の5~6倍になった。同研究で用いられたスコアが1上がるごとに死亡率は21%低下しており、起立能力と死亡率には高い結びつきがみられた。
研究を行ったのは、ブラジルでエクササイズ医学を研究するクラウディオ・ギル・アラウージョ博士。研究論文は13日付けの「European Journal of Cardiovascular Prevention」に掲載された。
