偽札使用も中国人は悪くない
中国、広州市で各国領事館が開いた合同慈善バザーで、大量の偽札が使用された。さらにこの事件を知った大物官僚が「中国でバザーを開くのは偽善」とつぶやいたことについて、中国ネット上では「恥の上塗り」との批判が集まっている。
外国人が開くバザーは偽札使用のチャンス!
慈善バザーは8日、広東省の広州市で開かれた。各国領事館が合同で開催したもので、中国の障害児を支援するのが目的。各国領事館は、チリがワインを提供するなど、自国企業などから寄付された商品を市価よりかなり安い値段で販売した。
バザーは33万元(約429万円)を売り上げる大成功となったが、その後、売り上げの中に偽札が混じっていることが判明した。
発見された偽札は50枚。どれも通し番号が同じ100元の新札だった。中国紙幣になじみが薄い外国人には偽札を見分けにくいことから、意図的に狙われたものとみられる。韓国領事館だけで8枚が発見された。
慈善バザーは中国人に恥をかかせるため
9日の南京日報などがこのニュースを伝えたところ、中国の元国家統計局副局長、賀鏗氏が次のようなつぶやきを中国版Twitter「微博」に掲載し、物議を醸している。
外国の領事館が慈善バザーを行うのは、中国人に恥をかかせるため。集まった33万元はもともと中国人のお金。それを「慈善バザー」とすることは、本当に厚かましいことだと思う。
外国人が本当に良いことをしたいなら自国で募金やバザーをすべき。中国でバザーを開くのは偽の善行だ。(賀鏗氏 微博より)
同氏は2010年の全人代で中国経済の見通しを語るなどした経歴を持つ大物官僚。現在も衛星政党・九三学社の副主席、中国統計学会副会長などそうそうたる肩書きを持つ人物。
ネット上では「恥の上塗り」と厳しく批判されているが、その後も「自分のコメントは間違っていない。自分には発言権がある」と強弁している。

中国、広州市で各国領事館が開いた合同慈善バザーで、大量の偽札が使用された。さらにこの事件を知った大物官僚が「中国でバザーを開くのは偽善」とつぶやいたことについて、中国ネット上では「恥の上塗り」との批判が集まっている。
外国人が開くバザーは偽札使用のチャンス!
慈善バザーは8日、広東省の広州市で開かれた。各国領事館が合同で開催したもので、中国の障害児を支援するのが目的。各国領事館は、チリがワインを提供するなど、自国企業などから寄付された商品を市価よりかなり安い値段で販売した。
バザーは33万元(約429万円)を売り上げる大成功となったが、その後、売り上げの中に偽札が混じっていることが判明した。
発見された偽札は50枚。どれも通し番号が同じ100元の新札だった。中国紙幣になじみが薄い外国人には偽札を見分けにくいことから、意図的に狙われたものとみられる。韓国領事館だけで8枚が発見された。
慈善バザーは中国人に恥をかかせるため
9日の南京日報などがこのニュースを伝えたところ、中国の元国家統計局副局長、賀鏗氏が次のようなつぶやきを中国版Twitter「微博」に掲載し、物議を醸している。
外国の領事館が慈善バザーを行うのは、中国人に恥をかかせるため。集まった33万元はもともと中国人のお金。それを「慈善バザー」とすることは、本当に厚かましいことだと思う。
外国人が本当に良いことをしたいなら自国で募金やバザーをすべき。中国でバザーを開くのは偽の善行だ。(賀鏗氏 微博より)
同氏は2010年の全人代で中国経済の見通しを語るなどした経歴を持つ大物官僚。現在も衛星政党・九三学社の副主席、中国統計学会副会長などそうそうたる肩書きを持つ人物。
ネット上では「恥の上塗り」と厳しく批判されているが、その後も「自分のコメントは間違っていない。自分には発言権がある」と強弁している。
