米国の調査会社ギャラップが、151カ国の人々が暮らしの中でどのぐらい感情を表しているのかという調査を行った。各国の成人1000人を対象に「きのうも周りの人に大事にされたか」「きのうたくさん笑ったか」「きのう面白いことをしたか」と尋ねた。「苦痛・心配・悲しみ・ストレス・怒り」がどのようなものなのかも訪ねた。すると無愛想な国の1位としてシンガポールが挙がった。豊かな国にもかかわらず、仕事への満足度が2%にすぎなかった。「学校で他人と違う行動をしないようにと習い、感情表現をためらう」という分析がなされた。

中国の古典『水滸誌(すいこし)』や『金瓶梅(きんぺいばい)』では登場人物が「怒りが爆発して死んでしまいそうだ」と話した後、すぐに倒れて死ぬ。そのような中国人も「無愛想な順位」は60位とある程度感情表現をしていた。他の人の前で徹底的に感情を隠す日本人ですら80位だった。韓国人は20位で、日本人や中国人よりもかなり感情を隠し、無愛想だった。一方、闊達(かったつ)さでは欧州や中南米のラテン系の人たちが目立っていた。

人間は約80個の顔の筋肉を動かして7000種類の表情を作る。笑うときは15個の筋肉を使い、顔をしかめる際には80個をほぼ全て動員する。顔の筋肉を片方だけ使うとしわができる。「10位圏の経済大国」だからといって、その順位の分だけ幸せなのではない。われわれが頻繁に使う感情表現の慣用句は「悲しみ>怒り>恐れ>喜び>憎しみ>愛」の順だった。その上さらに、口数が少ない。誰でも皆、大事にされながら、たくさん笑い、楽しく過ごしてほしい。最近の韓国人は顔の筋肉を使い過ぎてゆがんでしまいそうだ。



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