韓国でもコンビニが相当増えている。
日本式商法でお握りや弁当も定着化し客層も広がっているが、
日本のような何でもありの生活密着型にはまだなっていない。

韓国のコンビニは1989年5月のセブン-イレブンが第1号店だったが、
そのビジネスは圧倒的に日本の影響下にあった。

その後、国産系も登場し内外入り乱れて乱戦を展開。
結果的に日本系のファミリーマートがシェア1位となり、
次いで国産系のGS25、セブン-イレブンと続き、このビッグ3でだいたい落ち着いていた。

ところが最近、トップのファミリーマートが突然(?)、街から姿を消した。

あのおなじみの看板がまったく見えなくなった。
いや、店の名前が「CU」に変わり、看板のカラーも紫になってしまったのだ。

聞くと日本のファミリーマート(伊藤忠系)と合弁の韓国・普光グループが
「もう日本にはお世話にならなくてもいい」と宣言し、
独自の店名とカラーに変えてしまったというわけだ。

独立に際し韓国側が「韓国のナンバーワンが日本のナンバースリーに学ぶことはない!」
と言ったとか、ビジネスマンの間で話題になっている。

今後も日本のコンビニ文化をせっせと参考にするに違いないが、
韓国企業の“日本隠し”は昔からよくある。


ビッグパンダの日記