家族信仰崩壊?
家族そろって食事することは、子どもにとって大きな意味がある。「成績アップ」や「問題行動を起こすリスクの軽減」など、よい影響がある、というのがこれまで学界の通説だった。米で新しくこの常識をくつがえす論文が発表された。

成績とも問題行動とも無関係
研究論文を発表したのは、米ボストン大学のダニエル・ミラー助教授ら。5~15歳の子ども2万1,000人以上について、家族ととる食事と、学業成績、問題行動などを比較した。

その結果、読書、数学と科学の成績、問題行動の頻度などについて、家族と一緒の食事は影響していないことが判明した。

週に3回家族と一緒に食事する子どもも、5回の子どもも、9回の子どもも、違いは見られなかった。年齢によっても差異はなかった。

家族との食事を否定するわけではない
研究者はこの結果について、「家族と一緒に食事をとらないことを提案するわけではない」とコメント。

家族そろって食事をとることの影響は、これまで考えられてきたこととは、性質や範囲が違うのでは、と推測している。研究結果はChild Development誌オンライン版最新号に掲載された。


ビッグパンダの日記