ステロイド剤が身長の伸びを阻害
小児ぜん息を抑えるためにしばしば用いられるステロイド剤に、身長の伸びを阻害する効果があることが新しい研究によって判明した。平均すると成人後の身長に1/2インチ(約1.3cm)程度の差が生じるという。
男女とも不使用グループとの差は1/2インチ
研究をおこなったのは米ワシントン大学医学大学院の小児科教授ロバート・シュトゥルンク博士。4~12歳の小児ぜん息の子ども943人を3つのグループに分けて経過を観察した。
グループはそれぞれ、「コルチコイド系のステロイド剤を使用するグループ」「被ステロイド剤の薬物治療を受けるグループ」「偽薬を処方されるグループ」に分けられた。
女性は18歳、男性は20歳以上になるまで追跡調査をおこなったところ、男女ともに偽薬のグループと比較して、ステロイド剤を使用したグループは成人後の身長が平均して1/2インチ低いことがわかった。
研究論文は9月3日、ウィーンで開かれた欧州呼吸器学会で発表されると同時に、「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」オンライン版にも掲載された。
メリットとデメリットの比較を
研究者はこの結果について、ステロイド剤を吸引使用する小児患者の成長を監視する必要がある。成長を阻害しているようであれば、ステロイドの服用量を減らすことも検討すべき、とコメントした。
ただ、たった1/2インチの身長差と薬のもたらすメリットを比較する必要がある、とも語る。

小児ぜん息を抑えるためにしばしば用いられるステロイド剤に、身長の伸びを阻害する効果があることが新しい研究によって判明した。平均すると成人後の身長に1/2インチ(約1.3cm)程度の差が生じるという。
男女とも不使用グループとの差は1/2インチ
研究をおこなったのは米ワシントン大学医学大学院の小児科教授ロバート・シュトゥルンク博士。4~12歳の小児ぜん息の子ども943人を3つのグループに分けて経過を観察した。
グループはそれぞれ、「コルチコイド系のステロイド剤を使用するグループ」「被ステロイド剤の薬物治療を受けるグループ」「偽薬を処方されるグループ」に分けられた。
女性は18歳、男性は20歳以上になるまで追跡調査をおこなったところ、男女ともに偽薬のグループと比較して、ステロイド剤を使用したグループは成人後の身長が平均して1/2インチ低いことがわかった。
研究論文は9月3日、ウィーンで開かれた欧州呼吸器学会で発表されると同時に、「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」オンライン版にも掲載された。
メリットとデメリットの比較を
研究者はこの結果について、ステロイド剤を吸引使用する小児患者の成長を監視する必要がある。成長を阻害しているようであれば、ステロイドの服用量を減らすことも検討すべき、とコメントした。
ただ、たった1/2インチの身長差と薬のもたらすメリットを比較する必要がある、とも語る。
