今年も感動演出で募金
日本テレビ系の定番番組「24時間テレビ 愛は地球を救う」が26日に放送された。40億円ともいわれる予算を浪費して今年集まった募金は2億8000万円あまり。感動演出の裏では屋久島の特別天然記念物「縄文杉」も傷つけられた。
チャリティーで稼ぐ矛盾
同番組は日本テレビ系列が毎夏放送する看板番組のひとつ。毎回障害者が困難にチャレンジしたり、有名人が長距離を走ったりする様子などを放送して「感動」を演出。一般視聴者などから募金を集める。
今年の放送は平均視聴率17.2%にのぼり、募金2億8240万4461円が寄せられた。ただ、高視聴率を稼ぐには、それだけ出費もかさむ。同番組の制作費は、例年40億円程度といわれており、集めた募金をはるかに上回る。
一般視聴者から「善意」を募るのに、スポンサーを付けて利益を得る放送局の姿勢には以前から批判の声が高い。
縄文杉を平気で踏みつけ
さらに今年の目玉企画も問題だ。義足の少女が縄文杉を目指すというもの。屋久島の縄文杉にいたるルートは、徒歩でしかたどれないため健常者でも厳しい。
屋久島でガイドを務める大久保昭二さんが運営するブログによると、撮影のためにスタッフ約30人が山の中にキャンプを貼って泊まり込んだ、とのこと。
同島の山中は自然を傷つけないために、基本的にはキャンプが禁止されているが、「キャンプ村」は立ち入りが禁止されている縄文杉の裏側に設営された。
また同ブログには「テレビを見る限り、登山道からは撮影できない立ち入り禁止の位置からのアングルの映像が映っていました」との告発も掲載されている。
稀少な植物類を守るためには、根など傷つけないよう、足を踏み入れる場所が制限されている。「愛は地球を救う」ようだが、縄文杉を救う気はあまりないようだ。

日本テレビ系の定番番組「24時間テレビ 愛は地球を救う」が26日に放送された。40億円ともいわれる予算を浪費して今年集まった募金は2億8000万円あまり。感動演出の裏では屋久島の特別天然記念物「縄文杉」も傷つけられた。
チャリティーで稼ぐ矛盾
同番組は日本テレビ系列が毎夏放送する看板番組のひとつ。毎回障害者が困難にチャレンジしたり、有名人が長距離を走ったりする様子などを放送して「感動」を演出。一般視聴者などから募金を集める。
今年の放送は平均視聴率17.2%にのぼり、募金2億8240万4461円が寄せられた。ただ、高視聴率を稼ぐには、それだけ出費もかさむ。同番組の制作費は、例年40億円程度といわれており、集めた募金をはるかに上回る。
一般視聴者から「善意」を募るのに、スポンサーを付けて利益を得る放送局の姿勢には以前から批判の声が高い。
縄文杉を平気で踏みつけ
さらに今年の目玉企画も問題だ。義足の少女が縄文杉を目指すというもの。屋久島の縄文杉にいたるルートは、徒歩でしかたどれないため健常者でも厳しい。
屋久島でガイドを務める大久保昭二さんが運営するブログによると、撮影のためにスタッフ約30人が山の中にキャンプを貼って泊まり込んだ、とのこと。
同島の山中は自然を傷つけないために、基本的にはキャンプが禁止されているが、「キャンプ村」は立ち入りが禁止されている縄文杉の裏側に設営された。
また同ブログには「テレビを見る限り、登山道からは撮影できない立ち入り禁止の位置からのアングルの映像が映っていました」との告発も掲載されている。
稀少な植物類を守るためには、根など傷つけないよう、足を踏み入れる場所が制限されている。「愛は地球を救う」ようだが、縄文杉を救う気はあまりないようだ。
